皆さん、こにゃにゃちわー
コロナによる巣篭もりを送る読者の皆さんに送る「カムバックシリーズ」
今日のドラマは？？
サイムダン
～色の日記
今日はこちらのドラマのあらすじ紹介ブログになります。
猫八は2018年にこのサイムダンのロケ地へ行ってきました。
「猫八のカッチコロヨ！」を再編集して今回はロケ地とあらすじブログをお届けします。
ながーくなりますので目次を作りました。
各話クリックしてご覧ください。
★目次
①韓国ドラマ「サイムダン」の紹介
このドラマは？
そう
我らの大根役者ことソン・スンホンが出ているのでこれは確実に
つまらないだろう
(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝ
と思っていました。
過去にも何度も書いていますが、
ソン・スンホンのドラマはつまらん！
(懐かしいCM)
未だかつてソン・スンホンのドラマが面白いと思った事が1度もない猫八
それが故にどうもソン・スンホンが出ているというだけで躊躇する。
しかし、このドラマの主人公「サイムダン」は
イ・ヨンエです
お分かり頂けるだろうか？
見よ！！この透明感！！
透明感が半端ねえ！！
:( ; ´꒳` ;):ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
こんな女優他にいる？
もうむしろ
イカᔦ˙灬˙ᔨなんじゃないか？
ってくらいの透明感よ！
猫八はここまで美しい女優さんは見たことないです。
そう言えばこのドラマを見た時も同じような事を思っていたな。
チャングムの誓い
実はチャングムが韓国好きになるきっかけを作ったドラマでした
夢中になって見た初めての韓国ドラマです。
この時もイ・ヨンエの美しさに惚れ惚れしたものです
さて、現在のイ・ヨンエですが
痩せたのかしら？
恐らく顔のラインを整えられたようで←やめろ
この不自然なシャープさに違和感を覚えつつも
時代劇のシーンになるとポンデリングのおかげか？
違和感は消えます(個人の感想です)
イ・ヨンエが演じたサイムダンは皆さんが大好きな
でお馴染みですよね
申師任堂（シン・サイムダン）
サイムダンは朝鮮王朝時代の女性芸術家です。
今でも韓国人には尊敬されています。
なぜサイムダンが未だに尊敬されているのか？
それはドラマを見ると少し分かりますが、これはあくまでドラマです。
あくまで名前を借りたドラマ
ソン・スンホンはサイムダンと相思相愛で結婚の約束をしていた
イ・ギョム(ウィソングン＝宜城君)
を演じていますが、実際には宜城君という人物はこの世に存在しません。
宜城君は王族という設定ですが、財産もなく王族らしい生活をしていませんでした。
ドラマ「サイムダン」では、ソン・スンホン演じる宜城君と
イ・ヨンエ演じるサイムダンが
結婚の約束をする所から話はスタートします。
実はこのドラマは現代と過去を行ったり来たりするドラマなんですが、
現代の話はいらなかったかな？というくらい朝鮮王朝時代のお話の方が面白かったです。
サイムダンと言えば韓国では視聴率が低すぎて
…(╥﹏╥) ゥゥ
途中から話を削られて終了してしまったみたいだけど
特にこの現代の話が酷評だったようです。
確かに朝鮮王朝時代と比べると話がチープ過ぎて
現代のシーンになると視聴率が一気に下がったようです。
けれど、さすが韓国ドラマ！
海外への輸出は大成功！
韓国以外では愛されるドラマとなりました
韓国人が尊敬するサイムダンをファンタジードラマに仕上げてしまったので韓国では受けなかったのかな？
ソン・スンホンは猫八には毎度大根役者だと吊し上げられていますが
顔が良すぎて演技がついていかなかった時代
～エデンの東より
そう
ソン・スンホンはどんな役をやっても顔がハンサム過ぎて
演技が中途半端になるのよ。
でもこのドラマにおいては、宜城君 が予め美男子という設定なので
大根役者の名は撤回されました。
←お前が言ってるだけだろ
さるちゃんは特にこのドラマにどっぷりハマり
スンホンを絶賛しておりました。
という事は
猫八とさるちゃんはサイムダンの生家
烏竹軒(オジュッコン)へ行ってきましたよー！
ここは江陵市です。
ソウルからだと3時間くらいです。
かなりの長旅でした
ドラマと合わせて旅行記を書いていきますね
ちょっと長くなりそうですが
えっ？
読みたくない？
嘘でしょ
←脅し
お付き合いよろしくお願いします。
②王様の詩
では、物語に入っていきます。
天真爛漫で好奇心旺盛な娘サイムダン
サイムダンは幼い頃から絵を書くことが好きでした。
アンギョンという画家が描いた金剛山図という絵を見たくて
王族のギョムの家に忍び込みます。
絵師であったギョムとサイムダンはやがて恋に落ちます
結婚を控えた2人は金剛山図に
詩を描きました
←名画に書くんかい！
金剛山図にはある印が押されています。
これはサイムダンが掘ったものでした。
｢翼と目を一つずつ持って生まれてくる”比翼鳥”の片割れです。ギョムの名は”山”の意味の他にこの比翼の鳥の意味もある。この印とつがいになる片割れを彫って婚儀の日までに完成してほしい。一緒に飛び立てるように…」
もう片方はギョムに作って欲しいと言うサイムダン。
ギョムの叔父でもある王様がサイムダンをお忍びで見にやって来ます。
そこで王様はサイムダンの父親がかつて自分を己卯士禍で救ってくれた人物であったことを知ります。
そのお礼にと王様はサイムダンの父シンミョンファへ詩を送ります。
「私は悲しく思う。私の無力な民(シン・ミョンファたち)よ。
神が導いた運命でお前達は全てを失くした。
卯の年に消えた民を思うと余の胸は痛む。
民がいない国では、誰も余を認めてはくれぬ。
この心の重荷を誰に話せば和らぐのか…。」
この詩を送った王様なんだけど、この俳優さん嫌味な役をやらせたら
韓国ナンバーワンだと思うわ！
生理的にムリよ←言い過ぎ
猫八はこの俳優さんの事を
ハンギョドンって呼んでいるんですけどね。
えっ？
ハンギョドン知らないの？
参考資料「ハンギョドン」
このハンギョドンは中宗という王様
中宗と言えば？
そう！
チャングムの王様ね！
みんな覚えているかしら？
チャングムの冒頭にこのようなシーンがありましたね。
毒を飲まされる燕山君の母親
この時武官をしていたのがチャングムの父親でした。
この事件に関わってしまった事でチャングムのお父さんは追われる身になりました。
それはこの己卯士禍（キミョサファ）のせいです。
己卯士禍とは？
いわゆるクーデターです。
チャングムの王様の前に王様をしていた燕山君と言えば暴君で有名でした。
これに業を煮やした派閥がクーデターを起こしました。
そして、その派閥が次の王に仕立てたのが
チャングムの王様だったのです
懐かしや
チャングムが王様に(この時はまだ王様ではない)お酒を届けるシーンがありましたね。
その事を詩に認めてハンギョドンはサイムダンの父に詩を送ったのです。
その詩を見てしまったサイムダン。
ｽﾞｶﾞﾋﾞ━━Σ(llﾟ艸ﾟll)━━━ﾝ!!
サイムダンはウンピョンサという寺に行きました。
観音菩薩の絵を見つけたサイムダンは、和尚様に絵を見せてくれとせがみますが断られます。
和尚様は流民と共にウンピョンサで高麗紙を作っていました。
とても優れた紙で王族にも使われる高級品です。
それに目をつけたミンチヒョンが取引をしますが、和尚様は応じようとはしませんでした。
サイムダンはウンピョンサで出会った貧しい流民の事が気になり
食べ物や自分の絵をあげたりしていました。
父のシンミョンファはそんな無謀なサイムダンを窘めます。
ウンピョンサでは、高官の息子が
寺で宴会をしていました。
サイムダンは世の中に矛盾を感じ始めます。
この頃のサイムダンはチャングムに通じる無謀さがあり、聡明というよりは自分勝手で世間知らず。
ウンピョンサで宴会をしていた高官の息子は、流民の子供が食べ物を盗もうとしているのを見つけた激怒します。
子供が持っていた絵を取り上げる高官の息子。
そこにはサイムダンが書いた詩
王様が書いた詩をそのまま書いてしまったのです。
三(((((´⊙_⊙`;)ｴｯﾏｼﾞｶﾖ･･･
己卯士禍
そして無残に子供は殺されてしまいました。
ウンピョンサの高麗紙を独り占めしたかったミンチヒョンはこれをきっかけに
皆殺しにするのです。
和尚様も殺されてしまいました。
逃げるサイムダン
←逃げるんかい！
ハンギョドンの書いた詩がこれで世間に出回ってしまいました。
この詩がバレたら家臣達に何を言われるか分かりません。
もしかしたら燕山君のようになるかも？
詩を送ったシンミョンファを殺せ
えっ
サイムダンのお父さんが！
どうなる？
③婚礼
ソン・スンホンの若い頃を演じた俳優さん
この俳優さん今人気みたいですね。
猫八は初めてお目にかかりました
ギョムは美男子という設定ですが、心優しい青年でもありました。
旅籠の娘ソクスンはギョムに憧れていました。
ギョムは優しい青年だったので身分違いの娘にも優しく接していましたが、
これをソクスンは勘違いします。
サイムダンと結婚すると知ったソクスンは、ギョムと引き離そうとします。
サイムダンはギョムにウンピョンサへ一緒に行って欲しいと手紙を書きます。
貧しい流民に差し入れをしたかったからです。
しかし、約束の場にギョムは現れません。
現れたのは旅籠の娘ソクスンでした。
ソクスンはサイムダンの手紙を隠したのです。
しかし、2人は思わぬ事件に巻き込まれてしまいます。
サイムダンを助ける事になってしまったソクスン
逃げ切り
怪我を負ったサイムダンとソクスンの元に
ギョムが現れました。
しかし、ギョムにはサイムダンしか見えていませんでした。
サイムダンだけを連れて行ってしまいます。
ソクスンも大怪我を負っていました。
山中に残されたソクスンは憐れなものでした。
サイムダンの残した髪飾りを手にソクスンは、
2人に復讐する事を誓いました。
その復讐の方法は
ウンピョンサで流民と和尚様を皆殺しにしたミンチヒョンにサイムダンの存在を知らせる事でした。
気持ちは分からなくもないんだけど
これはただの逆恨みよね
家臣に詩の存在がバレるとまずいハンギョドンはご乱心
サイムダンの父シンミョンファを殺すこと
娘との縁談はなかったことにしないと
ギョムもサイムダンも死ぬ
この王様は本当に弱腰でチャングムに出てきた王様も同じ中宗だけど
結構言うことはコロコロ変わるし
王位につけてもらったという負い目があったり
常に殺されるんじゃないか？と怯えていたから王様としての威厳が全くないのよね
サイムダンはギョムの命が危険な事を知ると別れる決意をします。
別れれば2人は助かります。
ギョムに真実は告げずにサイムダンは別の人の元へ嫁ぎます。
これが驚くべき事に数日中にさっさと行われた
何が何だか分からないギョム
サイムダンは
ウンピョンサでの出来事。
王様の詩によって全てが変わった。
世の中の恐ろしさを知りました。
1日で全てが変わり父は身代わりとなり死んだのです。
何もかもサイムダンのせいでした。
父はサイムダンが絵を書いていた証拠は全て処分し
ミンチヒョンの手からも救いました。
サイムダンは自らの書いた絵により多くのものを失いました。
そして、サイムダンは絵を書くことをやめてしまいます。
数年後サイムダンは別の男性と結婚して子沢山になっていました。
そしてギョムは？
このザマです。
いや
間違えた
20年間サイムダンを忘れられずにこのザマでした。
韓国の男って初恋大事にし過ぎじゃない？
まぁ、何も分からずに20年過ごしているから無理もないんだけど
この時サイムダンが過ごしていたのが江陵市にある烏竹軒(オジュッコン)
実際のサイムダンは生まれてから30代後半までこのオジュッコンで暮らしていました。
この時代は女性はお嫁に行った先で暮らすのではなく、男性がマスオさんになります。
だから、女性は生涯実家暮しなのです。
ちょっとこれは意外な話ですよね
この話は現地の日本語ガイドさんに聞いたんだけど
今の韓国とは逆ですよね。
しかし、サイムダンは義理の母の看病をしにこの家を出てソウルへ行くことになります。
もちろんドラマとは違います
さて次はサイムダンが暮らしたオジュッコンへ・・・
④サイムダンが暮らした鳥竹軒
ロケ地に行こうと言い出したのはさるちゃんでした
けれど行先は遠く離れた江陵
遠出があんまり好きじゃない猫八は渋々お付き合いする事に
サイムダンの暮していたオジュッコン
ドラマでもチラッと出てくるけど、どんな所なのか全く分からない。
日本語のガイドさんにお願いしたい！
ということでサイトを調べてみました
問い合わせがニャンと韓国へ電話
まじか
これには苦い経験がありまして
日本人いるからと書いてあっても実際かけると
日本人いないし
全然言葉通じない
ｽﾞｶﾞﾋﾞ━━Σ(llﾟ艸ﾟll)━━━ﾝ!!
このような経験を何度もしてきたので今回は鐘閣にあるグローバルセンターに助けを求めに行きました
そそくさと向かった先は？
日本語の分かるガイドさんの元へ
早速さるちゃんは
オジュッコンへの行き方と日本語のガイドをつけて欲しいと話しています。
グローバルセンターの方がオジュッコンへ電話をしてくれて、予約をとってくれました
テーブルのモニターにはこのようにPC画面が映し出され
行き方を説明してくれたので、非常に分かりやすかったです。
翌日、仁寺洞に宿泊していた2匹は
日の出る前に出発
いつも賑やかな仁寺洞。
清掃車が走っていました
なるほどー。
こうやってあの道路は綺麗にされているのね！
まずは高速バスターミナルへ
バスの時計はまだ6時ですね！Σ(ﾟﾛﾟ;)
KTX(韓国の新幹線)で行けば早いんだけど、バスの方が安いのでバスで江陵へ。
江陵は
今年1度行っているので、ちょっと心に余裕がありました。
2時間半ほどバスに乗るので
サービスエリアで途中休憩があります
膀胱ギリギリガールズ達もこれで安心
日本のサービスエリアとあんまり変わらないです。
ただ、同じようなバスが並んでいるので自分が乗っていたバス探せないと死んだも同然。
ちょっと小腹が空いたのでコンビニおにぎり。
これツナなんだけど、ビビンバ方式でツナが混ざっていてすごく美味しかった
江陵バスターミナルへ着きましたが、ここから更に路線バスに乗り
やっと到着
ソウルから約3時間！！
the 田舎
ｽﾞｶﾞﾋﾞ━━Σ(llﾟ艸ﾟll)━━━ﾝ!!
ちょっとここでドラマにお話を戻します。
サイムダンはギョムと別れてから沢山の子宝に恵まれました。
ドラマの中では4人しか子供は出てきません。
サイムダンは画家として有名なだけではなく、
優秀な子供を育てあげたことも韓国人から尊敬されています。
良妻賢母の鏡と言われているのです
ドラマの中のサイムダンは大変厳しい人でした。
出ました！
韓国ドラマ名物
躾の為のふくらはぎ叩き刑
初めは反発する子供たちもやがてはサイムダンの教えに納得して行きます。
それはサイムダンの後ろ姿を見せて、子供達に人生勉強をさせていたのです。
ここオジュッコンはサイムダンが30代後半まで暮らした場所です。
ドラマの中のサイムダンはハニャン(ソウル)へ一家で引っ越しますが
実際には30代後半と言いますから、ドラマのようにこんな若い頃ではなかったかも知れません。
実際のサイムダンは夫の母親を介護するために、ハニャンへ来ています。
ドラマのように
流民を引き連れて紙を作るなんて事は有り得ません
サイムダンは生まれてからずっとオジュッコンで過ごしたので、
義理の母を介護する時に初めて実家を離れたのです。
サイムダンはこの時の心境を詩にしたためていて、
老いた実母を置いて出ていくことは非常に辛かったそうです。
さて、ここからは日本語ガイドさんと共にオジュッコン内部へ
こちらは誰かしら？
どこかで見たことがあるなー
そう！
5000ウォン札の栗谷李珥（ユルゴク・イイ)
後ろに書いてある竹の絵がオジュッコンなのです
なぜオジュッコンという名前なのか？
よーくご覧ください
竹が黒いのが分かりますか？
カラスのように黒い竹に囲まれたお屋敷。
ですから
烏竹軒(オジュッコン)と名づけられたわけです。
ドラマの中に出てくるオジュッコンのシーン。
やはり後ろに黒い竹があるのが見えますか？
5000ウォン札に描かれた栗谷李珥（ユルゴク・イイ)はドラマの中では
サイムダンの次男。
非常に賢いお子さんです。
この子が後に5000ウォン札になる学者さんなのです。
サイムダンと栗谷李珥（ユルゴク・イイ)が過ごしたオジュッコン。
今日はここまで
猫八さん
いつ僕はでてくるんだい？
もう少しお付き合いくださいませ
前編はここまでです。
編集をしていて、よくもまぁこんな遠いところまで行ったものだなと我ながら感心しましたwww
（自画自賛）
次回は後編です。
あんにょん
💙猫八からのお知らせ
😺おしゃれにゃんこneco8
http://neco8saru8.cart.fc2.com/
https://www.instagram.com/neco8smile
