韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて」

 
 
 
皆さん、こにゃにゃちわ😺
 
SUPER JUNIORのカムバックで忙しい猫八。
 
何が忙しいってYouTubeの再生ね。
 
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もう見すぎて…
 

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最後の方こんな感じだったんだけど
 
今日も頑張りたいと思います(白目)
 
 
 
 
さて、今日は韓国映画の紹介です。
 
 
 
 
 
 
タクシー運転手
~約束は海を越えて
 
 
 
この映画すごく評判が良かったですよね。
 
実は以前、ブログで(アメブロ時代)紹介した事があったんですけど
 
最近、Netflixで再視聴してみたので
 
また紹介したいと思います。
 
 
 
時は1980年
 
 
 
 
 
 
タクシー運転手のキム・マンソプ
 
妻を亡くし貧しい父子家庭です。
 
 
ソウルのタクシー運転手キム・マンソプ
 
 
 
 
 
 
 
10万ウォンと言う高額な運賃が得られることを期待して
 
 
ドイツ人記者のピーターを乗せソウルから光州へと車を走らせます。
 
 
 
 
 
 
しかし、そこでは厳重な軍による検問が行われていました。
 
 
マンソプは光州に来てしまった事で思わぬ出来事に巻き込まれていくのです。
 
 
 
学生によるデモが光州で起きているとソウルではニュースになっていました。
 
 
 
 
 
 
 
ドイツ人記者は光州の撮影をしています。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、マンソプは光州の異様な光景を目にします。
 
 
 
 
 
 
 
危険を感じたマンソプはドイツ人記者を置いてソウルへ逃げようとしますが・・。
 
しかし、光州のタクシー運転手に責められてしまいます。
 
 
 
 
 
 
ソウルに帰ることが出来なくなってしまったマンソプは、
 
優しい光州の運転手たちに世話になります。
 
 
 
 
 
 
学生デモに参加していた学生にドイツ人記者の通訳をお願いして
 
 
 
 
 
 
 
皆いつの間にか心を通わせていきます
 
 
 
 
 
 
 
実は光州で行われていたのは学生デモではありませんでした。
 
 
 
 
これが光州事件です。
 
 
 
 

死者数154人、行方不明者70名、負傷者3028名を出した

 

「光州事件」をご存じですか?

 

 

これは、1980年に韓国・光州で起きた民主化を求めるデモです。

 

初めは学生によるデモでしたが 

市民も賛同し、多くの市民が犠牲となりました。

 

 
 
なぜ軍がデモを沈静化させる為に多くの市民を惨殺したのか?
 
未だに分からない事が多いこの事件。
 
 
 
韓国人でも分からない人が多いのだそうです。
 
 
マンソプはこの光州事件に巻き込まれてしまいます。
 
 
ドイツ人記者が事件を世界へ発信する事で、世界へ知れ渡り光州事件は終わるのですが
 
 
 
 
果たしてマンソプ達は無事に世界へ発信する事が出来るのか?
 
ただのタクシー運転手が重大な任務を任されるのです。
 
 
この映画の面白い所はほぼ実話だという所
 
 
面白さと同時に胸が痛くなるような場面も多々ありました。
 
 
 
 
 
 
正直この映画は光州事件を知らない人が見たら分からない点が多いと思います。
 
 
 
海外で映画を見てもらうのであれば
 
もう少し光州事件について触れても良かったのではないかな?と思います。
 
 
 
 
軍がなぜあれほどまでに市民を追い詰めるのか?
 
ちょっと伝わりにくいかな?と思いました。
 
 
 
 
 
 
市民を追い詰める軍人が
 
 
 
 
 
 
ハンター のように市民を追い詰めていくのですが
 
 
なぜそこまで追い詰めるのか?
 
猫八が日本人だからでしょうか
ちょっと分かりませんでした。
 
自分の勉強がてらこの事件を少し調べてみました。
 
 

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1979年10月に朴槿恵元大統領の父親朴正熙大統領が暗殺されました。
 
 
18年近く続いた軍事独裁政権が終わりをつげます。
 
猫八が生まれた頃まだ韓国は軍事政権だったんですね🙀
 
ちょっと驚きです←知らなかったw
 
 
 
 
韓国ではそれまで抑圧されてきた民主化運動が始まっていきます。
 
その運動の中心となっていたのが、学生たちだったのです。
 
 
特に活発だったのが光州でした。
 
そもそも学生中心に行われてきた運動でしたが
 
学生への戒厳軍の暴行が激しかったことに怒った市民も参加するようになっていきます。
 
 
 
デモ参加者は約20万人にまで増えて
 
 
木浦をはじめ全羅南道一帯に拡がり、
 
市民軍は武器庫を襲うと銃撃戦まで始まってしまうのです。
 
もはや、これはデモではなく戦争
 
軍が市民を無差別に殺してしまうなんて
 
 
 

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(実際の写真・photo by gettyimages)
 
 
実際の発表より3倍は多いと言われている死者数
 
死体は海に捨てられたり、土に埋められたり隠蔽もあった様です。
 
これを国が行うなんて信じられない。
 
 
 
 
朴槿恵の父親が暗殺された後に
 
軍の一部勢力がクーデターを起こして実権を掌握したのが
 

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全斗煥 (チョン・ドゥファン)
 
韓国史上最悪の独裁者と言われています。
 
本当かどうか分かりませんが、現在はアルツハイマー病だそうです。
 
 
刑を逃れるためではないか?とも言われているようです。
 
 
 
 
もともと保安司令官だった全氏は
 
非常戒厳令を全国に拡大して金大中や金泳三ら有力政治家を連行してしまったのです。
 
 

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この事が原因でデモが起きます。
 
ちょうどその時の様子が、この映画で描かれているのです。
 
 
 
 
ソウルにいたマンソプは勿論この事件を知りません。
 
だって国ぐるみで隠しているんだから、知る由もないよね。
 
 

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民主化を求める学生デモが激化
 
ソウルから何も知らずに光州に来たマンソプは、目の前で市民が殺されている様子を
 
目の当たりにします。
 
 
 
この残忍なクーデターを終わらせるには、海外にこの事実を知らせるしかありませんでした。
 
 
外国人記者にこの現状を撮影させ
 
韓国から脱出させ世界に広めてもらう。
 
これが、タクシードライバーであるマンソプが任された仕事。
 
光州から脱出するのは容易な事ではありませんでした。
 
 
 
 
 -------- キ リ ト リ ------------
 
 
ここからはネタバレ含まれます
 
 

(猫八の感想含む)
 
 
ストーリーはコメディ要素も含まれているので見やすいです。
 
光州事件だけにスポットを当てている訳では無いので
 
それほど残忍なシーンも出てきません。
 
 
光州のタクシードライバー達とマンソプが
絆を深めていき
 
 
ソウルへ記者と共に逃がすシーン
 
 
 
 
 
 
 
軍とタクシー運転手達の熱きカーチェイス
 
 
 
 
 
 
 
ドキドキでずっとこんな感じです
 
タクシー運転手達は秘密の逃げ道を知っているので
 
軍に追われながらも必死にマンソプが帰れるようにカーチェイスを広げていきます。
 
 
 
 
 
 
 
しかし!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このカーチェイスシーンいらなかったよねーー!
 
 
 
まぁ…このシーンに感動する方もいると思いますが
 
このシーンで実は仲間のドライバー達が死んでいくのです。
 
この話は実話だと言われていますが、このシーンは勿論違います。
 
ここであえて仲間が死ぬ必要あったかな?と思います。
 
映画だからと言われてしまえば、その通りなんだけど。
 
割と実話とマンソプの話を交えて上手く描かれていたのに
 
一気に実話と言っても話をベースにしただけだなと興ざめしてしまいました。
 
 
あとソン・ガンホがね。
 
 
 
 
 
 
 
とにかくデカい
 
 
デカすぎて話が途中入ってこないꉂꉂ(ᵔᗜᵔ∗)
 
 
だってさ
 
 
 
 
 
 
こんな感じだよ?
 
 
←そろそろイ・ビョンホンぺんに殺られる
 
 
 
それと、
 
 
チョイチョイ
 
 
 
 
 
 
 
毒蝮三太夫に見えるんだよ。
 
でも、ソン・ガンホは名優なので
 
パラサイトでは、毒蝮三太夫要素一切ないです。
 
 
パラサイトのお話は
 
⬇️⬇️

 

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映画を見終わった時このポスターのマンソプを見ると胸が熱くなりました。
 
 
あぁ…こんな事件が本当に行われていたなんてと。
 
ご興味ある方は是非ー
 
 
それでは、今日はここまで
あんにょん
 

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