皆さん、こにゃにゃちわー
今日は、先日ソン・ソックについてのお話をしたかと思いますが
今日は、このソン・ソックが注目を浴びるきっかけとなったこのドラマの紹介です。
私の解放日誌
나의 해방일지
韓国のJTBCで2022年4月9日から放送され29日に最終回を迎えました。
初めに見た時は、この暗いドラマにここまでハマるとは思いませんでしたが
このドラマには財閥も出なければ、夢も希望もない人生を送る…丸で自分のような
普通の人々のお話です。
同じような展開でもある「私たちのブルース」というドラマが現在放送されていますが
「私の解放日誌」の方が、よりリアルでセリフの一つ一つに共感できるドラマです。
代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人の兄弟が、自由と生きがいを求めて奮闘する姿が描かれています。
ヨム家の人々
京畿道で農業を営むヨム家。
3兄弟は家業を継ぐこともなくソウルで会社勤めをしています。
京畿道からソウルまで3時間かけての出勤は、この3兄弟の身も心も疲れさせています。
ギジュン
長女のギジュン
ギジュンはアラフォーで恋愛がすべてでしたが、気が付くと結婚適齢期を過ぎていました。
気が短く子供っぽい性格で長女としての頼り甲斐もなく、家族への愛情も感じられず自分本位な人間です。
このギジュンを演じたのがイエルさん。
イエルさんといえば、トッケビですよね。
独特な雰囲気の光る女優さんですが、今回のドラマではこの個性を封印。
チャンヒ
3人兄弟の真ん中
ちょっとダサい夢見がちなチャンヒ
周りや家族からも馬鹿にされるチャンヒですが、義理堅い優しい男性です。
このチャンヒを演じたのがイ・ミンギ
こんな姿のイ・ミンギを見たのは初めて
どこかいつもオシャレさんな印象ですが
今回のドラマではその姿はイエルさん同様に封印。
ミジョン
3兄弟の末っ子
内気で物静かなミジョンを演じたのはキム・ジウォン
彼女は物語の終盤までほぼ笑うことはなく、最後に見せた笑顔がこの世の者とは思えな可愛さでした。
と、まぁ…今回のこのドラマでこの3兄弟は、本来の良さを封印した演技を見せているわけですが
(本来の3人)
かっこいいー!
これが、逆を奏し更に視聴者に強烈な印象を残したのでありました。
主となるのは、末っ子のミジョンのお話です。
ミジョンは恋人にお金をだまし取られてしまい、自ら借金の肩代わりをする羽目になりました。
ソウルで正社員を夢見ながら、契約社員として働いていたミジョン
協調性のない性格で、社内同好会に入ることもなく過ごしていました。
会社内で社内同好会に入っていないのは3人のみ
社内同好会は誰しも参加しなければなりませんが、協調性のない3人は無視して過ごしていました。
そこで3人は3人だけの同好会を結成します。
その名も「解放クラブ」
ドラマの中で、さほどこのクラブの登場回数は多くはありませんが
この解放という言葉がミジョンにとっての大きなターニングポイントになり
それぞれの解放がこのドラマで描かれていきます。
3兄弟のもとに突然現れたのが
ク氏
謎の男ク氏の名前は誰も知らず、ミジョンの父親のもとで住み込みで働きだしました。
ヨム家は事情を察しク氏に何も聞く事はありませんでした。
分かっているのは彼がアル中だという事だけ
ミジョンは恋人の為に借金を肩代わりすることになり、
その事実を家族に知られないように、離れで暮らすク氏に郵便物の預かりを頼みます。
無口な二人は徐々に会話をするようになります。
そして、ミジョンはク氏にこう言うのです。
ミジョンの言葉にク氏は困惑します。
検索しても分からなかったク氏は、ミジョンにこう尋ねます。
最初は断るク氏でしたが、物静かな二人は考え方がとても似ています。
ミジョンの言葉を聞く度に癒されていくク氏。
お互い惹かれ合い、幸せな時をほんの少し過ごした所で
ク氏の正体が明かされます。
人との距離感が丁寧に描かれているので、最初は退屈なお話に感じますが
最後には「見て良かった」と思えるドラマでした。
12話でこれまでの話が2019年だったことに視聴者は気づきます。
そして、現在。
3人はこの日常から解放されたのでしょうか?
実は、最終回を見終えてすぐにこのドラマの感想を書こうと思っていたんですが
最終回が理解不能でした(率直に)
最近、この手の韓国ドラマが増えてきましたがヒーリングドラマというらしいです。
確かに癒されました。
けれど、最終回に関してはこうやってブログに書いて
視聴者の方々に意見をお伺いしたいと思いました。
というのは、このドラマはドラマティックな日常が描かれているわけではありません。
普通の人々のお話。
つまりこれだ!という終わりがないのです。
というわけで、視聴者に委ねられた最終回。
つまり自分で考えろということね。
うん。考えてみたんだけど
よくわからなかった←アホ
というわけで、2回観てこの感想を書いています。
この日誌には最後がありません。
最後に見せたミジョンの愛で溢れる笑顔。
酒瓶をホームレスの前に置いて、お金を鞄に詰めてどこかへ向かうク氏。
ミジョンの最後のエピローグ
次にク氏のセリフ
2人は同じ場所にはいませんが交互にセリフが流れていきます。
ミジョンの笑顔で終わりました。
なんと可愛い笑顔でしょう!
今までの二人だったら絶対に言わないセリフです。
自分を愛せたミジョンと酒と仕事から解放されたク氏は
何より自分から解放されていました。
恐らく二人はこれから同じ時を刻んでいくでしょう。
これが分かりにくいと思った最後の猫八の考察です。
自分と重ね合わせた視聴者も多かったことでしょう。
イ・ミンギの可愛い演技が救いでした。
チャンヒの解放日誌が圧倒的に私たちの心をつかんだことは間違いないでしょう。
誰よりも男らしく
優しいのはチャンヒでした。
言葉にしてしまえば、その瞬間は楽になるかも知れないけれど
言葉にすることだけが、全てでは無いなと思いました。
ミジョンは1度もアル中であるク氏にお酒をやめろとは言いませんでした。
チャンヒは起こった出来事に言い訳をしませんでした。
何も言わず全てを受け入れる器の大きさを見せたギジュン。
この世界の一員であるかのように視聴していた猫八…
とにかくロスが酷いです
今日はきっといい日になる。
少し疲れた時に是非みてください。
それでは、あんにょん
おしゃれにゃんこneco8のおすすめ商品
※ブログの中にお借りした映像が含まれています
公表された著作物に限り使用しています