皆さん、こにゃにゃちわー
急なサムシングエルスなんですけど
雨風強すぎー!
寒さが増すからやめてくれ。
最近、昔の韓国ドラマについてよくさるちゃんと話をするんですけど
あの頃はあーだったこうだったと、そんな昔話に花が咲き
もう私たち死ぬんでしょうか?
いや、まだ死にませんけど。
そういえば…一昔前って韓国には姦通罪があってドラマでもそんな話あったよね?
という話になりそのドラマがこちら
バットラブ
時はクォン・サンウ全盛期。
しかし、このドラマクソつまらなかったわ。
もう内容すら覚えてないんだけど
え?姦通罪ってまだあるの?
とド肝を抜かれた記憶だけはあります。
妻子のいる男性とイ・ヨウォン演じるインジョンが恋に落ちて
後から「妻がいる」と告げられたわけなんだけどそれでも関係を続け、
妻に不倫がばれ、インジョンは姦通罪で牢屋へ。
そして、子供を身ごもっていたけど
流産みたいな…あやふやな記憶だけど
まぁ、かなりのヘビーな内容。
この時代はこんなドラマ多かったわよね。
不倫して牢屋いれられちゃうの?
って、驚いた記憶があるの。
この時代の韓国は「姦通罪」と言うものが存在したので罪になったのよね。
姦通罪とは、結婚して配偶者のある者が、他の者と姦通(性交)することにより成立する犯罪。
日本でも、日本国憲法が施行された1947年まではあったらしい。
日本にあった法律は、
夫のある「妻」と、その姦通の相手方である「男性」
妻とその浮気相手のみに対してのものだったけど
←え?妻だけなの?
韓国は日本とは違い、配偶者のある者には男女を問わず姦通罪が適用されました。
だから、この韓国ドラマの中にもこんなお話が盛り込まれたわけ。
韓国特有の法律というのは、ドラマを見ていてもう1つあったのよね。
それは同性婚の禁止
応答せよ1988
このドラマの中で同性婚禁止の話が出てきまます。
ソン・ソヌとソン・ボラ
2人は姓が同じソンであったことから、
家族に交際を反対されるシーンがありました。
2005年に法改正されるまで同本同性婚が禁止されていたので
後にこの2人が結ばれた時はこの法律が改正されたということ。
「ウヨンウ弁護士は天才肌」の中でもこんなシーンがありました。
ヨンウたちと戦うことになった相手方の弁護士リュ・ジェスク弁護士
「弁護人の本貫はどこですか?」
と裁判長が聞くシーンがあります。
これは、この裁判長お馴染みのセリフです。
スヨンも同じことを聞かれていましたね。
「豊山リュ氏です」と答えるジェスク弁護士
裁判長は「私も豊山リュ氏です」
と話し「お父様は何代目か?」とジェスク弁護士に尋ねます。
「なぜ自分ではなく、父の事を聞くのか?」と返すジェスク弁護士
すると裁判長は、「大抵、娘の名前に行列字は使われないでしょう」
これに対しジェスク弁護士は女性への偏見と差別だと訴えます。
なぜならジェスク弁護士は「ジェスクのジェは豊山リュ氏26代目」
女性だからという理由で、姓を継げないと裁判長は思っていたんですね。
しかし、この話
ちょっと意味が分からない
日本人からするとこのやり取りも意味が分からなかったりします。
発祥地、つまり簡単に言うと祖先の生まれを指していて
本貫が同じでかつ姓も同じ(同姓同名)であれば、その人々は男系の血縁で結ばれた同じ氏族という事になります。
氏族は本貫+姓の形
姓と本貫は家族制度の根幹をなすものとなっているので
だから、2005年に法改正されるまで同本同性婚が禁止されていたんですね。
基本的には「父系血統」をベースとした、徹底した「男性中心の系図」となっているので
「大抵、娘の名前に行列字は使われないでしょう」と言った裁判長
性差別を禁止することを強く訴えているジェスク弁護士は
だからこの裁判官の発言に
「私が女性だから行列字は使われないだろうと偏見を持つ裁判長に、本件の本質を公平に見てもらえるか心配です」
と皮肉を込めて返していたんですね。
韓国には私たち知らないことがまだ沢山あります。
ドラマを通してこういうことが学べるのも韓国ドラマの楽しさだと思います。
余談ですが…
この方も豊山(プンサン)柳(リュ)氏であります。
豊山 獢獢(チャウチャウ)氏ではないのです。
←どうでもいい情報
逆に日本の事よりも最近韓国の歴史の方が詳しくなっている猫八なのでありました。
それでは、急に寒くなりましたのでお体に気を付けてお過ごしください。
あんにょん
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